浅い呼吸と猫背の関係

浅い呼吸と猫背の関係

酸素は身体にとって最も重要なエネルギー源で、5分ほどの酸欠で死に至るほど無くてはならないものです。 

 

猫背になっている方は呼吸が浅く慢性的に酸素不足になっています。人間の身体は酸素不足になると生命維持に必要な脳や心臓などの重要な臓器に酸素を多く供給しますが、その他の臓器では酸欠が進み炎症や疲れの原因となっています。

 

 

ひとつ大きな要因としてデスクワークなどで腕を前に突き出すことによる大胸筋や小胸筋の短縮があります。

大胸筋小胸筋が縮むと肋骨がゆがんで肺を圧迫します。下の画像の赤い丸囲みの辺りが胸筋のトリガーポイントで押すと硬さや痛みを感じるのではないでしょうか。

 

 

この大小胸筋をゆるめて行くと歪んだ肋骨の形がよくなり、圧迫から解放された肺が正しく膨らんで深い呼吸が楽にできるというわけです。また背面の背骨の辺りも楽になったという方もいらっしゃいます。酸欠が解消できるとそれだけで身体はずいぶんと軽くなります。疲れやすい呼吸が浅い気がするといった方はここをお風呂に入った際にでもほぐしてみてはいかがでしょうか。