内臓の疲れと姿勢の関係


 

内臓調整の重要性についてのお話です。

 

一般的な整体院では筋肉・骨格にアプローチをして矯正を行っていきますが、リペアではそれに加えて内臓の調整も行っています。

 

結論から言えば、日常の不摂生やストレスから内臓の不調を起こし、内臓近くの筋肉が緊張、その筋肉に引っ張られる形で骨格が歪むといったことが非常に多いからです。せっかく筋肉・骨格を整えても内臓の不調が残ると元に戻ってしまう可能性が高くなります。

  

人の感情はとかく内臓にストレスを与えます。

 

喜びは心臓、怒りは肝臓、憂いは肺、思い悩みは膵臓や胃腸消化器、恐れ不安は腎臓、驚きは腎臓や胆嚢、悲しみは治癒力低下といった具合に影響を与えます。

 

猫背姿勢の方のほとんどが肝臓または腎臓が極端に固くなっていて、背中の丸みも腎臓・肝臓の位置から始まっています。これは姿勢をキープするインナーマッスルに影響を与えるからです。

 

特に肝臓の固い人は身体の右半身や肩甲骨まわりに、腎臓の固い人は左半身や腰に不調を訴える方が多いです。

やっかいなのは健康診断では特に数値は悪くない事も多いので本人に自覚が無いことです。

 

糖尿病など膵臓が弱っていたり、血行不良の方は首猫背(ストレートネック)になりがちです。

足の親指の先の皮膚が紫色に変色していたり、押すと痛みや違和感を感じる方は要注意です。

 

朝起きると首肩がつらい、疲れが取れないといった方も内臓の不調の可能性が高いと考えられます。これは寝てる間に内臓が治癒されて、その時の老廃物が首肩に集まってくるからです。

また肝臓や膵臓が疲れると大腰筋というおなかの奥のインナーマッスルが緊張・短縮して上の初回の写真のように体は前のめりの姿勢になります。ためしに前のめり姿勢をとって頂ければわかりますが身体の後ろの筋肉で踏ん張らないといけないので非常に疲れやすい姿勢です。

 

実は2017年中旬まではリペアでも筋肉・骨格調整で姿勢の矯正を行っておりました。しかしながら内臓疾患をお持ちの方や、常時服薬をされている方の矯正が計画通りに進まないことがあり、患者様にご迷惑をおかけしてしまいました。

 

打開策として取り入れたのが骨格・内臓調整に定評のある山本操法です。背骨のアジャスト(若干ボキボキいきます)や反射区(身体の一部を触ったり叩いたりすると対応する内臓が活性化します)を利用することで内臓から姿勢を整えることもできるようになりました。おかげで矯正の精度が上がり対応できることについても各段に増えました。

 

女性のお客様で子宮筋腫が消えた※というお声や、健康診断で肝臓の値が正常に戻ったなどという声を頂くこともあります。

※初回時にご相談頂き、山本操法に婦人科疾患系の操法があったので行ったところたまたま効果が出ただけで当院は特定の疾患の治療を行っているわけではありません

 

 

もしかするとあなたの猫背姿勢や身体の不調も内臓の疲れかもしれません。骨盤矯正などを受けてみたけどいまいち変化を感じられなかった方も一度ご相談にいらしてください。


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